満月に向かう土曜の夜
康耀堂美術館にて Summer Night Cocert
JAZZ でした。
最後列に座ったので、お顔が少し見えるだけでしたが、スケッチ。
1枚め
(他の方の気にならないようにスケッチできるよう、
後ろの目立たないところに座るのです)
スケッチ2枚め
中庭で聴くジャズは、サックスが特に素敵で、よい夜でした。
背景は、暮れていく空、そして月。
翌日の日曜日は、毎年 博物館評議員としてお招きいただいている
「富士見高原 詩のフォーラム」 へ。
富士見町が詩人 尾崎喜八氏と縁が深いことから、毎夏開催されている
詩の公募展です。
小中学生や一般の方から寄せられた詩から何編かが選ばれ
表彰されます。
素直な詩が、たくさん。
そして、冊子に載っていた講評の言葉にまた、目がとまりました。
・・・子どもたちが 「書く」 ためには、「物をよく見ること」 と
「感じる心」 が大事で、「感じて考える力」 が総合的な作文力へと
つながっていくといいます。
そうした能力を本人が自分自身の力で拓いていくためには、目の前の事物に
素直に心が開かれていることが必要だと・・・
「書く」 を 「描く」 に置き換えて、私は読んでいました。
同じだと思って。
さらに、詩の表彰式の後には、毎年 男声合唱のコンサートがあります。
昭和22年(1947年)、京都大学男声合唱団OBによって創立されたという
合唱団の歌声は、毎年 素晴らしいです。
これも、尾崎喜八の詩が、いくつも合唱曲になっていることからきていて
尾崎さんの詩を歌声で聴くことができる、貴重な機会。
富士見高原の景色が広がるような声の波に包まれました。
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